”家づくり”は人生において、最も大きいといわれるお買い物です。
家づくりを始めること自体、結構勇気のいる決断ですよね。
「どうして家を建てようと思ったの?」
今から家づくりを考えるにあたって、私自身が友達だったら絶対気になるポイント。
そこで今回は、自分の家づくりを決意した瞬間を振り返ってみます。
- これから家を建てたいけど、きっかけやタイミングに迷っている人
- 家づくりを考え始めたけど、何から始めればいいかわからない人
- 小さな子どもがいる家庭や、ライフイベントと家づくりのタイミングを考えたい人
家を建てたいと思った理由
元々「いつかは家を建てるもの」と思っていました。
実家が一軒家で育ったこともあり、マンションや賃貸にずっと住むイメージはあまり湧きませんでした。
また「実家がある」ということの魅力を強く感じていました。
賃貸に住んでいたら、自分が育った場所に気軽に戻れなくなるかもしれません。
でも実家であれば、住む場所は変わらず
「大人になっても安心して帰って来られる馴染みの場所」がそこにあります。
私の実家はまさに、そんな場所でした。
だからこそ、自分の子どもにも同じように安心して帰れる場所を作ってあげたい。
この思いが、私の家づくりを決意する大きな理由のひとつになりました。
引越し費用にお金をかけたくなかった
旦那と同棲していたアパートは3DKで、賃貸でこれ以上広いところはなかなかありませんでした。
立地も気に入っていたので、同じような広さの賃貸に引っ越すのは、ただ引越し費用を無駄にしてしまうだけ。
だったら次の引っ越しは、家を建てるときに最後にしようと思いました。
旦那の仕事と住む場所の選択肢
旦那は地方公務員で、転職する可能性はほとんどなく、転勤があっても車で1時間程度の距離まで。
勤務先の市には分譲マンションがなく、実質「賃貸か家を建てるか」の二択でした。
ならば持ち家で「お庭で子どもが遊べるようにしたい」と夫婦で話がまとまりました。
土地との出会いが最後の決め手
子どもの出産が近づき産休に入った頃に、立地・金額ともに条件のいい土地を見つけました。
同棲を開始した2年前から土地情報をチェックしていたので、希望の場所でいい土地が出てくることがいかに珍しいかは身に染みていました。
私が注文住宅の営業担当として経験してきたときも
- 家を建てたいけど中々いい土地に巡り会えない
- いい土地に出会えたけど、もっといい土地があるはずと決めきれない
そんなお客様を何度も見てきました。
だからこそ「これを逃したら次のチャンスはいつ来るかわからない!」
そう思い旦那を説得して家づくりをスタートしました。
振り返ってみて、この時期に建ててよかったこと
子連れでも家づくりの打ち合わせが比較的スムーズにできた
打ち合わせ当時、子どもは寝返りやずりばい程度。
抱っこやベビーベッドで対応でき、落ち着いて話を進めることができました。
営業担当時代、子どもが動き回って打ち合わせに集中できないお客様を何度も見てきたので、比較的スムーズに打ち合わせできたことは、とても助かりました。
歩き回り出した今だったら、目が片時も離せず打ち合わせどころじゃなかったと思います。
私が育休中の間に引き渡しできた
新居に引っ越ししたのが、子どもがちょうど11ヶ月だった頃。
仕事復帰前に余裕を持って作業を終えられ、今思えば本当に助かりました。
仕事復帰をした今、仕事とこの引っ越しを両立させることを考えただけで、気が遠くなりそうです。
そんな育休中でも大変だった引っ越しのリアルは、こちらの記事をぜひご覧ください。
子どもの1歳の誕生日を新居でお祝いできた
広くなった家と駐車場で、両方の祖父母も呼んでお祝いできました。
プレゼントの手押し車をすぐ使える環境で見せられたのは、賃貸では難しかったと思います。
記念すべき1歳の誕生日を、夢のマイホームでお祝いできいい思い出になりました。
当日の誕生日の様子はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
家づくりのタイミングは、人それぞれです。
私の場合は「土地との出会い」「家庭の状況」「賃貸の限界」が重なって、家を建てることを決意しました。
ちなみに私は注文住宅の営業担当として十数棟のお客様の家づくりに関わりました。
資格を持っているわけではありませんが、「家づくりのタイミングや進め方の大切さ」は肌で感じてきた経験があります。
家づくりに正解はありませんが、自分たちの状況を話し合い、納得して進めていくことが、後悔の少ない選択につながると思っています。
この記事が、これから家づくりを考え、1歩踏み出そうとしている方の参考になれば嬉しいです。
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